杖立温泉(つえたておんせん)

杖立温泉には1800年もの開湯の歴史があるといわれており、その由来には「杖をついて訪れた人が、温泉に浸かり、帰る時には杖を忘れるほど健康になった。」などの言い伝えがあります。古くから湯治場として親しまれてきた町並みは、昔ながらの温泉街の風情が残されています。

 

杖立川に下流にかかる「もみじ橋」では小国杉で作られた、たくさんの「絵鯉」を見ることができます。

 

温泉は、無色透明のきれいな温泉です。弱食塩泉で肌触りがやさしく、保湿成分が多いため、美肌の湯として効果が高いといわれています。源泉は約98度もあり、温泉の蒸気を利用した蒸し湯が古くから利用されています。通常のサウナに比べて温度が低く、湿度が高いため、体に負担がかからず、楽に入ることが出来ます。

 

メタケイ酸(天然の保湿成分)が毛布に含まれているお湯は“トロリ”としたなめらかで優しい肌触りが特徴です。

 

「杖立温泉どんどや火祭り」(1月14日)は無病息災や家内安全を祈願する杖立温泉の火祭りです。神事では、参拝者に温泉の湯をかける「湯かけ神事」が行われます。

他にも、川幅いっぱいに約3500匹の鯉が風に泳ぐ「杖立温泉鯉のぼり祭り」(4月I日~5月6日)や、役者揃いの杖立住人が稽古を重ねて伝承芝居を熱演する「杖立温泉祭」(5月27 日~5月28日)があります。

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蒸し湯(むしゆ)

杖立温泉と言えば豊富な湯量と高い湯温を利用した「蒸し湯」が古くから親しまれています。

他の地域ではあまり例をみません。サウナのようなイメージですが、あわせて温泉効果も期待できます。昔ながらの伝承的な「蒸し湯」は、小さな扉を開くともあっと広がる蒸気の向こうに穴蔵のような小さな部屋があるスタイル。そこに寝転がって、全身の新陳代謝を促します。首までしか浸かれない温泉に比べ、頭からつま先まで温泉効果に包まれます。

「蒸し湯」は通常のサウナより温度が低く、湿度が高いため、サウナより循環器にかかる負担が少なく楽に入ることができます。発汗や血液循環の改善を通じて、新陳代謝の向上が得られます。このため、古くから「美人湯」と呼んでいたり、風邪をひいたときに利用したりしていました。ぜひ、天然蒸気による「蒸し湯」を体験してみてください。くせになること受け合いです。

(蒸し湯の入り方)

その1:むし風呂に入る前にしっかり、温泉で全身を洗いましょう。衛生面を確保するためにご協力よろしくお願いします。

その2:室内の温度を確認し、高温の場合は打湯、または打水をして入りましょう。

その3:入浴時間は5~10分が適当です

※入室前に水を一杯飲んで入ると脱水予防になり、水を一桶持ち込んで濡れタオルを口に当てれば楽に入れます。

その4:浴室内では大の字に寝るのがより効果的です

蒸し場(むしば)

杖立温泉の湯治文化の一つに温泉蒸気を利用した蒸し料理があります。温泉街各所に設置された蒸し場を利用してできる蒸し料理は実にさまざま。ヘルシーでカラダも喜ぶおいしい蒸し料理を、ぜひご賞味ください。

温泉の蒸気を利用した「蒸し場」ではお芋や卵、野菜を自由に蒸すことができます。

 

【蒸し場の使い方】

その1
蒸し場の蒸気は高温です。やけどをしないように注意しましょう。

その2
蒸し場はきれいに使いましょう。

その3
食べ残しやゴミはすべて持ち帰りましょう。

杖立プリン(つえたてぷりん)

昔の杖立おもてなし料理「甘玉子」があります。茶碗蒸しに砂糖を加えたようなお菓子でした。

現在では、小国町特産の小国ジャージー牛乳と温泉の蒸気を活かした「杖立プリン」に姿を変え、お客様をお迎えします。

 

小国町特産の小国ジャージー牛乳と温泉の蒸気を活かした「杖立プリン」。各旅館や飲食店それぞれが工夫を凝らしたオリジナルの味を楽しむことができます。

背戸屋めぐり(せどやめぐり)

背戸屋とは、家々の勝手口を結ぶ地元の人たちの生活道路です。昭和の風情が残る杖立温泉街の背戸屋をみちくさ案内人の話を聞きながら歩く「背戸屋めぐり」では、単なる観光では味わうことの出来ない、杖立温泉の魅力を肌で感じることが出来ます。

 

【道草案内人の会】

    お問い合わせ:杖立温泉観光協会 0967-48-0206

    予約:希望日の前日まで

    料金:1人500円